製造実績
2次コイル |
電極ハウジング |
2次コイル |
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接続金具 |
T型分岐 |
正側端子 |
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接触片 |
端子金具 |
接触片 |
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トランスアダプター |
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銅鋳物の特徴
銅の鋳物の製法としては、砂型鋳造、金型鋳造、連続鋳造、遠心鋳造、ダイカスト、高圧鋳造などがありますが、当社では砂型鋳造により製造しています。
原料となる金属は地金と呼ばれますが、当社は純99.9%以上の「CAC103」の規格に対応するため、1号銅線(通称ピカセン)を使用しています。高い純度を実現することにより、導電率80%以上を達成することができます。
JIS規格
1.適用範囲
一派用純銅鋳物
2.種類及び記号
種類 | 記号 | 用途例 | 導電率 |
1種 | CuC1 | 羽口、大羽口、冷却板、熱風弁、電極ホルダー、一般機械部品など | 50%以上 |
2種 | CuC2 | 羽口、電気用ターミナル、分岐スリーブ、コンタクト、導体、一般電気部品など | 60%以上 |
3種 | CuC3 | 転炉用ランスノズル、電気用ターミナル、分岐スリーブ、通電サポート、導体、一般電気部品など | 80%以上 |
3.品質
3-1外観:純銅鋳物は、鋳肌が良好で、使用上有害なきず、割れ、鋳巣などの欠陥があってはならない。
3-2化学成分
種類 | Cu | Sn | P |
1種 | 99.5以上 | (0.4以下) | (0.07以下) |
2種 | 99.7以上 | (0.2以下) | (0.07以下) |
3種 | 99.9以上 | ― | (0.04以下) |
純銅鋳物に適した部品
高導電率を必要とし、鋳造加工や切削加工では困難な形状の部品。導体、端子、ターミナル、電極、コイル等